世界最大の移動式クレーンとモジュリフトの吊り天秤による梁の吊り上げ

モジュリフトの吊り天秤が、カナダのケベックにおいて、ターコットインターチェンジの3階層の高速道路プロジェクトで、世界最大の連続生産の移動式クレーンの下で使用されました。

モジュリフトのMOD 110H (11.5mで最大使用荷重170t)が、最長の18mで使用されました。クレーンは能力1,200t の Liebherr LTM 11200-9.1 で、約59mのメインブームと約201tのカウンターウェイト(釣り合いを取るための重り)を用いて、梁の所定の位置への吊り上げに使用されました。クレーンは、レンタル企業のGuay Cranes社から、吊り具はモジュリフトのカナダ代理店のEquipment Corps Inc.社から供給されました。

ターコットインターチェンジは、モントリオールにおいて道路交通の拠点です。幹線道路15,20,720を相互に接続し、シャンプレーン橋へのアクセスも容易にしています。また、モントリオールピエール・エリオット・トルドー空港とモントリオールの中心街とを結ぶのに不可欠なインターチェンジです。プロジェクトで重要だったのは、1本約90tの2本の梁の設置でした。

作業半径約28mのLTM 11200-9.1クレーンは、能力300tのSany SCC8300クローラークレーンと 相吊りではないですが、共に作業を行いました。クローラークレーンの下ではカスタムメイドの吊り天秤で二番目の梁を吊り上げ、もう一方の梁への接続が完了したら、両方のクレーンが同時に吊り荷を解放します。両方のクレーンで繊維スリングが使用されました。

Equipment Corps社国内セールス・ビジネス開発担当のLuke Habza氏によると、
「弊社では、そのプロジェクトに頻繁に吊り具を提供していますが、今回の吊り上げは特筆すべきものでした。MOD 110Hと共に LTM 11200-9.1クレーンを使用することで顧客は何千ドルもの節約をすることができました。なぜなら、このような吊り上げには通常使われるもう一台のクローラークレーンを使用する必要がなかったからです。」

LTM 11200-9.1クレーンのメーカー、Liebherr-Werk Ehingen GmbH社の販売促進部のWolfgang Beringer氏が言うには、「LTM 11200-9.1クレーンは、連続生産されたクレーンとして世界的に最大・最強のテレスコピッククレーンです。LTM 11200-9.1クレーンは、2007年にドイツ・ミュンヘンの国際建設機械見本市Baumaにおいて販売開始しました。2014年には、世界中で使用されている証とも言える、50台目の出荷を祝いました。LTM 11200-9.1クレーンは、2011年にGuay Cranes社に出荷されました。」

Wolfgang Beringer氏の説明によると、ラチスブームクレーンと比較した、テレスコピックブームクレーンの主な強みは、設置にかかる時間です。ラチスブームクレーンは、ラチスの部分を地上に固定しなければならない為、テレスコピックブームクレーンよりも多くの時間とスペー スを必要とします。その上、ラチスブームクレーンの方が、移動にも場所をとります。

ターコットインターチェンジは、ケベック最大で三番目に混雑するインターチェンジです。1967年に建設され、そろそろ耐用年数の終焉を迎えようとしています。
プロジェクトは続きます。

●モジュラー式吊り天秤のお問い合わせ
モジュリフト日本代理店
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