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中村工業株式会社|メディア掲載

2013年6月28日(金)大正Walker

産業の発展をつなぐ命綱を編み上げる「ワイヤロープ加工」のプロ集団
ワイヤロープ加工に特化 "高品質で短納期"武器に

 実にシェアの9割近くを大阪が占めるというワイヤロープ加工。なかでも数社しか作っていない太さ50ミリ以上の“太物”と呼ばれるロープに定評のあるのがこちら。業界内でいち早くホームページを設置し、積極的なPRでイージス艦や海外からの受注も担当。まさに、世界の産業をつなぐロープを製作している。

約60トンに耐える80ミリのワイヤーは固く、重い。工程の難しさは職人たちのとびきり大きな腕の筋肉が物語る

「ロープ加工はすべてオーダーメイド。国家資格のロープ加工技能士1級を持つ職人が多いのも我が社の誇りです」

自社が企画した、13年4月からの新製品「ウルトラロープ」。従来よりサビに強く、製造年月が識別できるタグなど、利便性が格段に向上した

工場見学:工場内は常時見学を受付。ただし、日によってロープ加工の内容は変わるため、詳細は電話で確認を!

産業の発展をつなぐ命綱を編み上げる「ワイヤロープ加工」のプロ集団

2013年6月27日(木) 鉄鋼新聞

需要構造変化への対応・関西地区二三次製品流通
ワイヤロープ加工に特化 "高品質で短納期"武器に

 中村工業はワイヤロープ端末加工の業界大手で、東京製綱の指定代理店。国家資格のロープ加工技能士は現在11人(1級10人、2級1人)を抱え、業界屈指の経験と実績を誇る。ワイヤロープ加工は細径から120_までの太径までを手掛けるが、とりわけ太径製品が得意。ワイヤロープ端末加工量は全国トップ級の年間約2500d。

 中村和郎氏(中村哲也社長の父で現代表取締役会長)が1964年に21歳の若さで創業、67年に現在の中村工業に商号を改称した。68年に300dプレス機を設置しロック加工に本格参入、74年に現所在地に移転、86年には法人改組した。90年3000dプレス機を設置(120_までのロック加工)、97年ホームページ開設、03年に隣接し第2工場を開設、09年には中村哲也専務が社長に昇格就任した。

 中村哲也社長は次のように話す。「高品質な太径ワイヤロープ加工を、短納期で顧客に提供できることが最大の売り。ワイヤロープは『産業を支える命綱』と言われている。それだけに高品質な製品の提供に努めている」

 この3月、亜鉛アルミ合金めっきを採用した『ウルトラロープ』の販売を開始。高耐食性(サビ寿命が従来比で2倍)とクリーン(油の量が従来比1/2)が同製品の大きな特長。中村工業では更に独自のタグ『カラータイマー』(商標登録申請済)を付けたことで差別化を図った。タグは製造年月・ロープ径・長さなどの製品情報が一目で分かり需要家に好評。

 「足元のワイヤロープ需要は過去最低といえるほどの厳しい状況だ。数ある加工屋の中から一歩抜けた存在になるには独自製品を持ち、他社との差別化を地道に図っていくしかない。従業員はみんな真面目で良く働く。当社の一番の財産だと思っている。典型的な3K職場ではあるが、『危険予知&カイゼン活動』などを通じ安全最優先でやっている」

 12年9月期業績は売上高が前期比0・5%増の5億800万円。

 仕入は東京製綱が約7割で、その他はテザックワイヤロープや浪速製綱など。金具関連では関西工業、大洋製器工業、独・RUD(ルッド)社など。ワイヤロープは海外品も扱うが、国内製品の比率が約8割と高い。

 独自製品の一つに、10年発売のワイヤロープ用クッションカバー「くるっと」がある。強化ゴムホースにらせん状の切れ込みを入れたもので、容易に着脱可能でコストメリットも大きい。販売先が開発したユニークなシャックル用割ピン代替品「ワンタッP」は、同社が総発売元。

 「09年発売の東京製綱製玉掛け用ワイヤロープ『ハイクロスロープ』は『強い・軽い・柔らかい』と3拍子が揃った大型商品。サイズダウンが可能であり、業界では玉掛の主流になりつつある。全種類を常時在庫しているのは東京製綱と当社だけだ」

 中村社長は6月上旬、中国・南通を訪問した。南通はワイヤロープメーカー約600社が集積、中国全土のシェア約7割を占めるという。「7社を見学した。大半は4号や6号の汎用品メーカーだったが、マルチストランドロープや異形線ロープを製造するメーカーも増えており、その技術力の高さには驚いた。中国メーカーは凄い勢いで進歩、進化してきている」

 13年9月期は売上高5億円弱を見込む。

 この4月にはオンラインストア「ロープファクトリー」を開設した。簡易断線検出器、玉掛索、ロープアイボルトなどを販売しているが、これからは「ワイヤロープ補給用油」などもアイテムに加えたいという。「不況を嘆いていても仕方がない。やるべきこと、打つべき手はいくらでもある」と話す中村社長。行動派社長の目線は高い。(白木毅俊)

ワイヤロープ加工に特化 "高品質で短納期"武器に


2013年3月28日(木) 大阪市大正区

大正で生まれる命綱が、産業を繋ぐ

 直径2cmほどのワイヤが火花をあげて切断された。そのワイヤを「ロープ加工技能士」の国家資格を持つ職人二人が何本も手作業でより合わせ、直径8cmもの極太のワイヤロープに編み上げていく。この太さでなければ、80tもの重いテトラポッドは吊り下げられない。

 「産業の命綱」と呼ばれるワイヤロープ。建設現場や港湾、工場などでは欠かすことのできない存在だ。中村工業は、そのワイヤロープ加工で国内有数の技術を持つ会社である。現場によって必要な長さや太さ、吊り下げる重量などはすべて違うからこそ、北海道から沖縄まで全国に広がる顧客のさまざまなニーズに合わせた商品を提供することが身上だ。情報発信にも力を入れており、インターネット黎明期の1997年にはいち早く会社のホームページを設置。最近はツイッターやフェイスブックも開設している。

写真:まさに、ものづくりの命が紡がれる瞬間。丈夫なだけでなく、サビにくく汚れにくい、水辺の工業地ならではのロープ開発にも意欲的

●大正区泉尾6-5-40 06-6551-3390
http://www.rope.co.jp

大正で生まれる命綱が、産業を繋ぐ。


2013年3月26日(火) 日刊工業新聞

ワイヤロープで欧州開拓 中村工業 仏社納入機に本格化

 中村工業(大阪市大正区、中村哲也社長、06・6551・3390)は、ワイヤロープやポリプロピレン(PP)樹脂製など各種ロープで欧州市場開拓を本格化する。付加価値をつけたロープの大半は国内向けで、海外は韓国や中国、台湾向けがわずかという。今回仏のブイ製造会社への納入が初めて決まったのを契機に欧州での需要が見込めると判断した。今後建機など幅広い場面で使われるロープの欧州強化を狙い、海外展示会出展企業に対する営業強化など訴求を積極化する。

 中村工業の納入先企業は仏の港湾都市、マルセイユに拠点を置く「モビリス」。ブイにつないで海底に垂らすワイヤロープとPPロープ、ロープを固定する係留具などの装置一式を納めた。

 モビリスは近年、欧州以外への進出を狙っている。ただ、海上ブイの納入は各国省庁の入札案件を経るケースがある。耐久性を維持した樹脂製ブイで価格面の利点も大きいため、日本の入札でも採用されたという。

 一方、モビリスは価格抑制のために、ブイにつなげるロープは“地産地消”での調達を優先している。そこで「ロープ」でドメインを取得し、ネット販促も強化していた中村工業のロープが目に留まり、製品の技術面も評価したうえで、納入依頼した経緯がある。

 中村工業の2012年9月期売上高は約5億円。国内向け販売が中心で「すぐに海外比率の引き上げにつながる訳ではない」(中村哲也社長)としているが、中村社長自らが4月に独・ミュンヘンで開かれる世界最大級の建設機械見本市「バウマ」に赴き、出展企業に売り込み、海外での認知度増加につなげる。

ワイヤロープで欧州開拓 中村工業 仏社納入機に本格化


2013年3月22日(金) 日刊工業新聞

耐食性高いロープ開発 中村工業、アルミ10%混合

 中村工業(大阪市大正区、中村哲也社長、06・6551・3390)は、亜鉛メッキにアルミニウムを10%混ぜて耐食性を高めたワイヤロープの新製品「ウルトラロープ=写真」を開発した。従来製品に多いメッキ処理のみのロープに比べて、さびにくくなっている。使う油の量も半分にし、水産や海洋工事用での水質汚染を防止する。

 ロープ径は9_−24_bまでの間で生産するが、その他のサイズも受注に応じる。標準的な12_bのロープで1b当たり330円。年1000万円の売り上げを見込む。

 ウルトラロープはポリエステル樹脂製のロープにつけるタグ「カラータイマー」を装着した。四つのドットに色と配置を組み合わせることで、製造年月を確認できる。

 カラータイマーはウルトラロープ以外にも採用可能で、費用は無料。

耐食性高いロープ開発 中村工業、アルミ10%混合


2013年3月15日(金) 日刊産業新聞

新製品 知恵と技 ウルトラロープ(ワイヤロープ) 使いやすく長寿命実現

 ワイヤロープ加工・販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)が発売した新製品「ウルトラロープ」。従来製品の技術をベースに、ユーザーの安全なロープ選定・使用と使いやすさ、長寿命でより環境に優しい製品を追求するとの思いから生まれた。

 ウルトラロープは、「さびに強い」「長寿命」というニーズに対応するため、通常の亜鉛めっきよりも耐食性に優れた亜鉛アルミ合金めっきワイヤロープとなっている。さらに油の量を半分に減らし、汚れにくく、環境にやさしい「クリーン」な製品を実現した。

 破断力は玉掛け用ロープの安全荷重表に通常記載される「6×24・A種」と同じで、ロープの選定をしやすくした。中村社長は「亜鉛アルミ合金めっきワイヤロープの製品や技術は、以前からあるもの。ただ、『カラータイマータグ』や商品の使いやすさ、納期対応など付加価値を高め、開発した新しい製品」と話す。

 加工・販売業である同社が、商品企画から参画しメーカーの強力を得てワイヤロープの新製品を開発するのは珍しい。中村社長は「今ある良い技術や製品にもう一度スポットを当て、工夫を加えることで、独自の商品が生まれるし、お互いにメリットが出てくるのでは」と話す。

 新製品にはもう一つの思いも込められている。「ウルトラロープ」のカタログには、「Designed by Nakamura Industry, Made in Japan」の文字を入れ、「中村工業が自信を持って創った」と明記。この英語表記は「アップルの製品をイメージした」(中村社長)。  汎用品のワイヤロープは輸入品の比率が上昇し、国内市場全体でも30%近くが輸入品で占められている。そうした中で「基本はやはり日本製のワイヤロープを大事にしたい。品質、技術をアピールして、お客さまの知名度が高まれば、必ず使っていただけるはず」(同)と期待を込めている。

知恵と技 使いやすく長寿命実現


2013年3月1日(金) 鉄鋼新聞

中村工業 めっきワイヤで新製品 高耐食、製品情報タグ採用

 ワイヤロープ加工業の中村工業(本社・大阪市大正区、社長・中村哲也氏)は、めっきワイヤロープの新製品『ウルトラロープ』=写真=を3月1日から発売する。ウルトラロープは亜鉛アルミ合金めっきを採用のワイヤロープを全面リニューアルしたもの。高性能ワイヤロープに、製造年月・ロープ径・長さなど製品情報が一目で分かるタグ「カラータイマー」を初めて採用、ワイヤロープを使用する上で安全面にも配慮した。カラータイマーは2月下旬に商標登録を申請済み。

 中村社長は「亜鉛アルミ合金めっきを採用したワイヤロープは従来からあるが、ウルトラロープには高耐食性、高強度、短納期、クリーン、カラータイマータグという5つのコンセプトを持たせた。今後は玉掛用、水産用を中心に拡販していきたい」と話す。

 新製品の特徴である5コンセプトの内容は次の通り。
 高耐食性=従来のめっき品に比べてさびに対する寿命が2倍以上
 高強度=6×24 A種と同じ破断力(従来比で約8%アップ)でロープ選定も簡単
 短納期=9〜24_までは即納で対応。市場動向を見ながらサイズを拡大していく予定
 クリーン=ワイヤロープに付着している油量を半減させたため、汚れにくく環境にやさしい
 カラータイマータグ=4つのドットに色と配置を組み合わせることで、年月が一目で分かる。タグはウルトラロープ以外にも取り付けが可能。カラータイマータグをワイヤロープに取り付けた点では業界初

めっきワイヤで新製品 高耐食、製品情報タグ採用


2013年3月1日(金) 日刊産業新聞

高耐食性・クリーン・短納期 ワイヤロープ機能向上

 ワイヤロープ加工・販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、高性能めっきワイヤロープの新製品「ウルトラロープ」を開発し、きょう3月1日から販売を開始した。「高耐食性・クリーン・短納期」な製品で、製造時期や仕様が一目で確認できる独自のタグ「カラータイマー」を採用した。玉掛け用・水産用を中心に拡販していく。

独自タグ採用 製造時期、仕様一目で

 「ウルトラロープ」は、従来の亜鉛アルミ合金めっきワイヤロープを全面リニューアルして開発した製品。亜鉛めっきに比べてさびに対する寿命が2倍以上という高耐食性に加えて、「6×24 A種」と同じ破断力(従来比約8%アップ)の強度を持ち、ロープの選定が容易となる。さらに、9−24_まで即納が可能という短納期を実現。ワイヤロープに付着する油の量を半分に削減し、汚れにくく環境にやさしい「クリーン」な製品となっている。「カラータイマー」とタグのデザインについて、商標登録申請中。

 カラータイマーは、製品に取り付けることでロープ径と長さを明示し、4つのドットに色と配置を組み合わせて製造年月も一目で確認できるもの。同社ロープ加工技能士による端末加工が施され、証明書の発行も可能。サイズ展開も市場動向を見ながら今後、拡充していく予定。

 カラータイマータグについては、4つのドットと色の組み合わせにより、製造年と1−12月の製造月が一目で識別できる。このタグは、ウルトラロープ以外の製品にも採用可能であるため「より安全にワイヤロープを使用することができる」(中村社長)。

高耐食・クリーン・短納期 ワイヤロープ機能向上 独自タグ採用 製造時期、仕様一目で


2013年1月 大阪商工会議所 西支部

産業の命綱。より一層の進化へ。ワイヤロープ加工を極め、安全と安心を提供していきます。

産業の命綱。より一層の進化へ。ワイヤロープ加工を極め、安全と安心を提供していきます。


2012年10月25日(木) 日刊産業新聞

大阪勧業展に出展 新製品中心に加工実演

 ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長は、大阪勧業展(きょう25日まで開催)に出展し、ロープ端末加工と東京製綱の新製品を中心に実演・展示を行なっている。

 東京製綱の新しいワイヤロープ簡易断線検出器「ハンディーチェッカー・HC−3010」を展示し、センサーによる音と光で検出する状況を実演している。ハンディーチェッカーは10月1日から販売を開始しており、中村工業は同社販売代理店として顧客提案や機能紹介に注力している。中村社長自らブースで説明を進めるとともに、東京製綱の協力のもと紹介した。

 一方、主力事業の一つであるロープ端末加工の実演も、前回の出展に続いて行った。ロープを実際に持ち込み、加工担当者が太いロープを匠の技で編み込み、仕上げていく作業を公開。来場者も足を止めて見ていた。そのほか、ワイヤロープやチェーンなどの衝撃吸収・キズ防止用の独自製品「くるっと」シリーズやシャックルの取り扱い製品を展示した。

大阪勧業展に出展 新製品中心に加工実演


2012年8月13日(月) 物流ウィークリー

取り外し簡単、積み荷保護 中村工業「くるっとストレート」

 ワイヤロープ加工販売の中村工業(中村哲也社長、大阪市大正区)はこのほど、ワイヤロープやチェーンの衝撃吸収・積み荷の損傷を防ぐクッションカバーの「くるっと」に加えて、まっすぐに切れ目を入れた「くるっとストレート」を新たに発売している。

 「くるっと」は、強化ゴムホースにらせん状の切り込みを入れたもので、ワイヤロープに巻き付けるだけで積み荷の保護や繊維ロープの保護・寿命延長のほか、玉掛け加工部の素線(ひげ)を隠せ、手を傷つけないカバーとしても活用されている。

 新たに追加された「くるっとストレート」について、中村社長は「顧客のニーズに応え開発した。まっすぐに切れ目を入れたことで、より簡単に装着や取り外しができるようになった」と説明。またワイヤロープの劣化などを目視で容易に確認できるよう、クリアタイプも提供しており「くるっと」のラインナップ拡充に取り組んでいる。

 従来は、ワイヤロープ加工前にゴムホースを通す作業が必要だったが、くるっとの開発で、どこにでも簡単に後付けが出来るため、ゴムホースが損傷した場合でも、傷んだ部分だけの交換や必要な部分だけの保護など、コストメリットが大きい。

 「これからもお客様の要望に応え開発に努めたい。重量物や鋼材の運搬に欠かせないワイヤロープの作業性、安全性を高められるクッションカバーを提供していく」と話す。

 問い合わせは、電話0120(0000)62番。HP=http://www.rope.co.jp(山田克明)

取り外し簡単、積み荷保護 中村工業「くるっとストレート」


2012年8月12日(日) 読売新聞

「命綱」に技編み込む/挑む企業

 港湾や建設現場、倉庫などでクレーンの先に付けて重い荷物などをつり上げたり引っ張ったりするのに欠かせないワイヤロープは「産業を支える命綱」とされる。その加工で国内トップ級の技術を誇る。フックにかけられるよう金属製ロープの先端を輪の形に加工して売るが、不良品は大きな事故を引き起こすだけに高い品質が求められる。

 2009年に就任した2代目の中村哲也社長(41)は「品質、納期などあらゆる面で他社に差をつけたい」と意気込む。

 輪にしたワイヤロープを留めるには、アルミや鉄などの管をプレス機で押しつぶして固定する方法と、手作業で編み込む方法がある。得意とするのは、直径10a前後の太いロープの加工で、鋼線を1本ずつ編み込む職人技が要求される。ロープ加工技能士の国家資格は、社員のうち10人が取得し、中村社長自身も1級に合格している。

 きめこまやかな顧客対応も強みだ。ワイヤロープが当たって荷物が傷つくという顧客からの不満を聞き、ロープを覆うゴム製のカバー「くるっと」も開発した。簡単に取り付け、取り外しができる。

 中村社長は、創業者である父親の背中を見て育ち、高校卒業後は、ワイヤロープの仕入れ先である東京製綱に入り、2年間、工場で修業した。34歳で再び3年間、東京製綱の本社と研究所に出向した。軽量化しつつ、1平方_・b当たり220`・c以上の重さに耐える「ハイクロスロープ」の開発に参加したこともある。

 公共事業の縮小や景気低迷などで経営環境は良くない。しかし、ワイヤロープは消耗品で、用途もエレベーター、舞台装置など幅広い。今、海外向けの売り上げはほとんどないが「国内市場だけでも、まだまだ開拓の余地が残っている」(中村社長)と力を込める。(三宅隆政)

「命綱」に技編み込む/挑む企業


2012年8月6日(水) 産業新聞

「くるっと」(衝撃吸収・キズ防止製品)中村工業 品揃え拡充 多様なニーズを開拓

 ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、ワイヤロープやチェーンなどの衝撃吸収・キズ防止製品「くるっと」の商品メニューを拡充している。取引先からの声をもとに改良、派生商品を開発しているもので、「くるっと」シリーズのニーズ開拓や拡販を図る考え。

 「くるっと」は強化ゴムホースにらせん状の切り込みを入れ、ワイヤロープやチェーン、繊維ロープに簡単に取り付け・取り外せる保護資材。吊り荷のキズ防止、繊維ロープの保護・寿命延長、玉掛け加工部分で手を傷つけないためのカバーなどに活用できる。

 これまで、標準タイプの「スタンダード」、肉厚タイプの「スタンダードプラス」、耐摩耗性に優れた「ハイグレード」、透明タイプの「クリア」や「シリコン」、切り込み幅を広く取った「ロングピッチ」を製品化してきた。

 今回新たに開発したのは「くるっと・ストレート」と、「ホース端末くるっと加工」。「くるっと・ストレート」は通常のらせん状ではなく、直線状に切り込みを入れて、ロープに対して縦方向にカバーできる形にした。ロープなどの全体を簡単にカバーできるのが利点。切れ目をゴム接着剤で埋めることで、水の侵入を防ぐ「ロープカバー」といった試作品も開発している。

 「ホース端末くるっと加工」は、ロープ本体は切れ目のないホースで「ヒゲ」や加工部分を含めた「首下」をくるっと加工のタイプとしたもの。特にトラック用のロープに最適で、切れ目のないホースにより荷を傷つけず、ヒゲをカバーすることで荷台シートのキズや破損を防ぐ。

 従来は編み込んだロープにホースを入れる場合、編み込み部分が太く、ヒゲに引っかかるためホースを首元まで入れることができなかった。また、玉掛け時に吊るものや形状によって「くるっと」が移動することがあったが、こうした問題を解決した製品(ただし後着けは出来ない)。

 仕様・価格は「くるっと・標準タイプ」の12_サイズ(12―16_ロープ用)が1b当たり650円、「くるっと・ストレート」が同じく550円。中村社長は「『くるっと』の用途は本当に幅広い。お客さまからの要望をいただいて工夫し開発している。もっと知名度を高めて、ワイヤロープの営業につなげていきたい」と話している。

「くるっと」(衝撃吸収・キズ防止製品)中村工業 品揃え拡充 多様なニーズを開拓


2012年7月30日(水) 産業新聞

羅針盤:“節電の夏”ひと工夫

 「今年の夏も節電に励んでいる」と話すのは、ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区)の中村哲也社長。

 本社工場2階の加工作業場にはエアコンが設置してあり、その日の気候に応じて適宜動かすように指示しているが、自身の執務スペース(3階)はエアコンを動かさずに扇風機のみで最近まで乗り切ってきた。

 「震災までは電気についてあまり考えることもなかったが、節電ということで意識が変わり、身の回りから何でもやってみるようになった」。社員と自身の事務机用にはパソコンと接続して使う小型扇風機を8個購入した。

 熱中症・暑さ対策のため飲み物も十分用意している。冷蔵庫に新しく加えたのがコーラ。「若い人に喜ばれており、暑いなか来られるお客さんの評判も上々です」。節電を工夫して楽しみつつ、厳しい大阪の夏をできるだけ快適に乗り切る心づもりだ。


2012年6月27日(水) 鉄鋼新聞

ワイヤロープ用クッションカバー 中村工業が商品拡充 「まっすぐな切れ目」タイプ追加

ワイヤロープ用クッションカバー「くるっとストレート」 ワイヤロープ加工業の中村工業(本社・大阪市大正区、社長・中村哲也氏)はこのほど、オリジナル商品でワイヤロープ用クッションカバー「くるっと」のアイテムを拡充、新たに真っ直ぐな切れ目を入れた「くるっとストレート」 =写真= を追加し発売した。「くるっと」はワイヤロープ・繊維ロープ・チェーン用のクッションカバーで、10年6月の販売開始。価格は「くるっと」の標準タイプ12_サイズ(ロープ径12〜16_用、1b当たり)が650円、「くるっとストレート」同サイズが550円。

 「くるっとストレート」を追加したことで、切り口の種類は標準・ロングピッチ・ストレートの3種類となった。ホースの種類はスタンダード(標準品/天然ゴム)、スタンダードプラス(肉厚タイプ/天然ゴム)、ハイグレード(摩耗に強い/合成ゴム)、クリア(透明/ビニール)、シリコン(熱に強い/半透明/シリコン)の5種類。

 中村社長は「『くるっとストレート』は真っ直ぐに切り込みを入れたもので、お客さんからの要望により製品化した。『くるっと』はロープ類のクッションカバーとして需要家の評判も上々。ワイヤロープなどに装着すれば衝撃を吸収し、ロープや吊り荷を疵付けない。玉掛けの首下(ワイヤロープ本体部分)や、巻き差し加工の保護にも適している。用途に合わせて使って頂きたい」と話している。


2012年3月21日(水) 産業新聞

東京製綱「ハイクロスロープ」累計売上げ 1億円達成

 ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、主力製品として販売する東京製綱のワイヤロープ「ハイクロス(HX)ロープ」が、販売開始から累計1億円の売上高を達成した。東京製綱の販売代理店として同製品の発売以来、拡販に注力しており、単独では最も多い販売実績を持つ。  「ハイクロスロープ」は、東京製綱が開発した高強度玉掛け用ワイヤロープ。従来製品にはない強度、軽量性、柔軟性が特長。強度は6×24A種で従来比約40%、6×37A種で約30%高く、繊維心ながら鋼心入りロープと同等の強さを持つ。

 同じ強度のワイヤロープに比べて、サイズダウンが可能となるため軽量化でき、従来品と比べて倍以上の柔らかさを実現できる。ロープの識別を明確にするため、心綱に赤ロープを使うと同時に、端末部に「HX」の表示を加えて安全性、使いやすさを備えている。

 業界で初めてQRコードにも対応。荷札のQRコードを携帯電話やスマートフォンのバーコードリーダーで読み取ることで、ハイクロスロープの規格破断荷重や安全荷重が分かる。

 中村工業は2009年の販売開始以来、注力してきた。注文の本数、売上金額とも着実に増加し、3月中旬に累計1億円を突破。販売2年目で月間100本以上、3年目で月間200本以上を受注している。すべて玉掛け用での販売で、トータル長さは3万6000b超となる。

 そこれまで玉掛け用ワイヤロープは、特殊用途品を除いて長く新製品が市場に出ておらず、ハイクロスロープは業界でも久々のヒット商品となり、ユーザーの知名度も高まっている。最近では震災のあった東北地区で需要が増えており、復興にも役立っているという。

東京製綱「ハイクロスロープ」累計売上げ 1億円達成


2012年3月15日(木) 鉄鋼新聞

東京製綱の玉掛け用ワイヤロープ 中村工業が販売好調 累計販売、1億円突破

東京製綱の玉掛け用ワイヤロープ 中村工業が販売好調 累計販売、1億円突破 ワイヤロープ加工業の中村工業(本社・大阪市大正区、社長・中村哲也氏)はこのほど、東京製綱製玉掛け用ワイヤロープ『ハイクロスロープ』の累計売上高がちょうど3年間で1億円を突破した。ハイクロスロープは09年3月の発売開始。玉掛け用ワイヤロープは特殊用途品を除けば長年、新製品が出ていなかった。ハイクロスロープは「強い・軽い・柔らかい」と3拍子揃った製品で、玉掛け業界を代表する久しぶりの大型製品といえる。

 中村社長は「ハイクロスロープは、東京製綱が開発した画期的な玉掛け専用のワイヤロープ。同一ロープ径で汎用ロープと比較すれば、強度が40%向上し、サイズダウンすることで重量が約25%軽量化できる。柔軟性では倍以上の柔らかさを持つ。玉掛け用ワイヤロープが持つ3拍子揃った特長が評価され、ユーザーに好評だ。価格面でも優位性がある。太径ロープは細径化することで、価格的にメリットがある。細径ロープも少品種化が可能となり、コストダウンや省スペース化が図れる。ハイクロスロープの販売数量は右肩上がりに伸びている。最近では特に東北などの被災地でよく使われており、復興に役立っている」と話す。

 同社はハイクロスロープ拡販のため、無料でサンプル送付を行っている。問い合わせは(電話=06−6551−3390)まで。


2012年2月16日(木) 鉄鋼新聞

ワイヤ用クッションカバー 12年販売、5割増目指す

ワイヤ用クッションカバー 12年販売、5割増目指す ワイヤロープ加工業の中村工業(本社・大阪市大正区、社長・中村哲也氏)は、オリジナル商品でワイヤロープ用クッションカバー「くるっと」の拡販に力を入れる。「くるっと」は強化ゴムホースに螺旋状の切り込みを入れた製品。販売開始は10年6月。「くるっと」の12年販売目標は、前年比で5割増を見込んでいる。

 「『くるっと』はロープ類のクッションカバーとしてユーザーから好評だ。今後は利便性の良さをPRすることで水道管の結露防止、パイプ・鋼材などでの衝撃吸収、電線やコード類の結束など、新たな用途での需要も積極的に探っていきたい。『くるっと』の新製品ではこのほど、150度までの高温に耐えうるシリコン素材をホースに用いた『くるっとシリコン』を発売した」(中村社長)という。

 「くるっと」の最大の特長はワイヤロープ、繊維ロープ、チェーンなどに装着するだけで衝撃を吸収できる利便性にある。ロープや吊り荷を疵付けずに、玉掛けの首下(ワイヤロープ本体部分)や、巻き差し加工の保護にも適している。

 「くるっと」のメートル当たりの価格は標準タイプ12_サイズ(ロープ径12〜16_用)が650円、15_サイズ(同16〜20_用)が700円。

 派生商品としては、玉掛索加工部に「くるっと」をグリップ状に巻き付けた「くるっと付玉掛索」、素材が透明ビニール製の「くるっとクリア」、JIS規格品で加工部に「くるっと」を巻いた「トラック専用ワイヤロープ」、「くるっとシリコン」がある。


2011年10月27日(木) 鉄鋼新聞

大阪勧業展'11 金属関連企業が多数出展 きょうまで

 中村工業=各種ワイヤロープ端末加工品、編込み加工の実演、東京製綱のワイヤロープ総合メンテナンスシステム「SEMSOR」

“大阪勧業展'11 金属関連企業が多数出展 きょうまで


2011年10月27日(木) 日刊産業新聞

大阪勧業展 きょうまで開催

 金属関連では、ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、ロープ端末加工の実演や各種ロープ製品、ワイヤロープ保護用製品「くるっと」、東京製綱のワイヤロープテスター・保守システムなどを展示している。

“大阪勧業展 きょうまで開催


2011年4月15日(金) 月刊ウィズビズ(WizBiz)

“仕事のため”貫徹のブログ

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2011年4月7日(木) 産業新聞

玉掛索売上げ全額を義援金

 ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、東日本大震災の被災地支援の一環として、ワイヤロープ玉掛索の売り上げを通じて日本赤十字社に義援金を寄付することにした。

 玉掛索のなかで最も多く使用される9_と12_の1.0bから4.0bまで合計14サイズ(長さは0・5b刻み)を100万円分用意し、その売り上げの全額を義援金とする。玉掛索の購入で募金を呼びかける。

 製品は日本製JISの6×24、普通Zより(O/O)、両アイロック加工。アイの大きさは9_品が160_、12_品は200_。全長・アイは自然仕上がりが基本で、希望に応じた仕上げにも対応。1万円以上の注文、送料込みで受け付ける。

 問い合わせはрO120―0000―62(フリーダイヤル、午前9時−午後6時)、Eメールinfo@rope.co.jp。同社では被災地復興を目的とした企業や団体からの問い合わせや注文にも、この連絡先を窓口として、要望にできるだけ対応していく。

玉掛索売上げ全額を義援金


2011年3月24日(木) 鉄鋼新聞

ワイヤロープ玉掛索を無償提供 震災被災地へ

ワイヤロープ玉掛索を無償提供 震災被災地へ ワイヤロープ加工業の中村工業(本社・大阪市大正区、社長・中村哲也氏)は、東日本大震災の被災地へ「ワイヤロープ玉掛索」を無償で提供する。

 中村社長は「被災地の皆様へは、心よりお見舞い申し上げます。何かお手伝いできることはないかと考え、ワイヤロープ玉掛索の無償提供を考えた。お申し込みの際には用途・使用荷重などを知らせて頂き、こちらで使用可能なワイヤロープを選定したい」と話している。


2011年3月24日(木) 産業新聞

玉掛索を無償提供へ

玉掛索を無償提供へ ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、東日本大震災の被災地向けに、ワイヤロープ玉掛索の無償提供を検討している。必要なロープの内容を受け付けて、提供できる同社のワイヤロープの中から選定して、被災地に届けたい考えだ。

 ワイヤロープは通常、使用する分野や用途別に「撚(よ)り方法」や「ロープの組織構成」「めっき・非めっき」など、ユーザーから細かく指定を受けて端末加工を行い納入する。ただ、物をつり上げるための玉掛索であれば、必要なサイズや耐荷重を満たせば、使用には問題がないことから、被災地の復興・復旧作業を想定して玉掛索を無償提供することを考えた。

 取引先企業のほか、被災地周辺の自治体や災害対策本部、NPO法人なども含めて提供するルートや方法を固めたい考え。

 中村社長=写真=は「まずは食料や支援物資が大事となるが、今後復旧作業が進むとともに、現場で玉掛索が必要なケースは出てくるはず。何かお手伝いできることはないかという思いなので、使用できるロープに加工を施してお送りし、役立てていただきたい。被災地の皆さまの安全と、一刻も早い復旧をお祈りしたい」と話している。

 同社のEメールアドレスは info@rope.co.jp


2011年3月7日(月) 物流ウィークリー

物流マーケット

物流マーケット

 ワイヤロープ加工販売の中村工業(中村哲也社長、大阪市大正区)は、ワイヤロープやチェーンなどの衝撃吸収・積み荷の損傷を防ぐクッションカバー「くるっと」を展示。

 強化ゴムホースにらせん状の切り込みを入れた製品で、ワイヤロープに巻き付けるだけなので取り付けや取り外しが簡単に出来る。積み荷の保護や繊維ロープの保護・寿命延長のほか、玉掛け加工部の素線(ひげ)を隠せることで、手を傷つけないカバーなどにも活用できる。

 問い合わせは、フリーダイヤル0120(0000)62番。


2010年12月9日(木) 産業新聞

中村工業 トラック専用ロープ開発 来年1月から拡販

トラック専用ロープ開発 来年1月から拡販 ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、トラック専用のワイヤロープを開発、2011年1月から本格販売を開始する。JIS規格のめっき品で、耐久性と高い信頼性を持ち、積荷のキズ防止や保護のためのオプションも装着可能。トラック業界向けを中心に拡販する。

 トラック積載用に最適なロープについて調査研究を行い、新たな需要を掘り起こす製品として企画開発した。JIS規格ロープで、めっき品のため非めっき品に比べて約30%の長寿命化が図れる。ロープ加工・端末加工ともに、加工技能士による加工を施し証明書の発行が可能。

 また、同社独自の衝撃吸収・キズ防止製品「くるっと」をワイヤロープと組み合わせてオプション対応もする。「くるっと」は強化ゴムホースに、らせん状の切り込みを入れたもの。加工部やロープの首下部分に「くるっと」を巻き付ける製品を展開し、シートのキズ防止、端末加工部の「ヒゲ」からの作業者の保護、積み荷の保護、ロープの摩耗防止が可能となる。摩耗してもホース部分だけを取り換えられる。

 トラック用のワイヤロープは従来、JIS規格外品や非めっきロープが多く、玉掛け作業に使われるロープを代用するケースがほとんどだった。同社では安全で便利なトラック専用ロープとして開発、販売することにした。定尺品をまとめて生産することで価格を抑える。

 全国のトラック業者は約6万5000社あると言われる。このうち平ボディーのトラックを保有する約6500社で需要が見込めると考え、トラック業界をターゲットに拡販する方針。同社初の試みとして自社インターネットウェブサイト(http://www.rope.co.jp)での販売も検討する。


2010年10月26日(火) 日刊工業新聞 日本を支える/KANSAIモノづくり企業

ワイヤ加工ネット発信

ワイヤ加工ネット発信

 「Feel the difference(違いを感じてもらう)が、ウチのポリシー。良品と不良品の違いは、見る人が見れば一目でわかる」。中村工業(大阪市大正区)の中村哲也社長は話す。

 同社は1964年創業のワイヤロープ加工メーカー。ワイヤロープの先端に、金具止めや溶断加工などを施す。工場に3000トン、1500トン、600トンなど各種の油圧プレス機を備え、実力は全日本ロープ加工組合連合会の会長を務めたことなどで証明済み。従業員25人のうち、1級加工技能士が8人、2級加工技能士が1人。中村社長自身も1級の資格を持つ。

 造船や建設、海洋土木などさまざまな分野で重量物を吊り上げ、引っ張り、固定するのに使われるワイヤロープ。品質不良はすぐさま、大きな事故につながる。同社の場合、作業の大部分は機械で行うが、高付加価値品や最終加工などは人手で行い、品質・安全確保に万全を期している。

 ワイヤロープの1本1本を、束ねて引っ張り、編んでいく作業。「やればやるほど上達する。経験がものをいう世界だ」と中村社長。技能伝承作業は基本的にオン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)。ベテラン社員が若手社員と対になって教える。ワイヤにワイヤを差し込む時の微妙な角度の違い、力の入れ加減などがポイントになる。「初心者とベテランを比べると、加工時間と仕上がりの双方で違いは歴然。若手社員を鍛えることで当社の生産効率も上がるし、業績アップも期待できる」(中村社長)と先を見据える。

 中村社長は父親の先代社長の後を継いで、09年末に社長に就任。就任後、直ちに行ったのが整理、整頓などの5S活動だ。「良い製品は美しい環境から生まれる、と言うように、品質管理で他社と違いを出したかった。きれいな職場ということで若手採用にも効果をあげている」(同)。

 同業他社の多くが平均年齢50−60代と従業員の高齢化に悩んでいるのに対し、中村工業は40歳前後。作業現場では20代、30代の若者も珍しくない。

 5S活動に加えて、積極的なのがホームページ(HP)やブログ、ツイッターなどのIT活用だ。ワイヤロープという一般の人になかなかわかりにくい世界を動画像などを使って積極的に発信し、ワイヤ全体の相談受け付けも手がける。

 「相談を受けることで、これまでウチと取引がなかったところからも引き合いがくるようになった」(同) 。ネット関連からの売り上げは現在、全体の5%程度。将来はさらに高めていく計画だ。

 社長=中村哲也氏 所在地=大阪市大正区泉尾6の5の40、06・6551・3390 従業員=25人 製品=ワイヤロープの販売、加工、関連金物 URL=www.rope.co.jp/


2010年10月22日(金) 日刊工業新聞 テラス

廃業の余波

廃業の余波「ネットを使った情報発信に力を入れている」と話すのは、中村工業(大阪市大正区)社長の中村哲也さん。重量物を運搬するワイヤロープの先端加工を手がける。

業界他社に先駆けて、1997年にホームページ(HP)を開設。HPでは商品紹介はもちろん、ワイヤロープ全体のPRや説明も行う。「一般の人にワイヤロープの知名度はまだ低いから積極的にPRし、業界のイメージを高めたい」と話す。

ネット営業のおかげで顧客も増え、喜んでいると思いきや「同業他社の廃業が増え、困った客の注文が、こちらに来ている面もある」と複雑な心境も披露。素直には喜べないようだ。


2010年10月11日(月) 物流ウィークリー

巻き付けるだけの「くるっと」 ワイヤーから商品保護 −中村工業

 ワイヤロープ加工販売の中村工業(中村哲也社長、大阪市大正区)は、ワイヤロープやチェーンなどの衝撃吸収・積み荷の損傷を防ぐクッションカバー「くるっと」を開発・販売している。

 強化ゴムホースにらせん状の切り込みを入れたもので、ワイヤロープに巻き付けるだけで取り付けや取り外しが簡単に出来る。積み荷の保護や繊維ロープの保護・寿命延長のほか、玉掛け加工部の素線(ひげ)を隠せることで、手を傷つけないカバーなどにも活用できる。

 従来は、 ワイヤロープ加工前にホースを通す作業が必要だったが、中村社長は「後付けできるので、ホースが損傷しても傷んだ部分だけの交換や、必要なところだけ保護ができ、コストダウンも図れる」。さらに「従来のホースよりもロープにゴムが密着するのでズレにくい」と説明する。

 対象ロープ径は、6〜70_まで対応できるラインナップで「スタンダード」、より肉厚な「スタンダードプラス」、耐候性・耐摩耗性に優れた「ハイグレード」、ゴムが無色透明で中のロープを確認できる「クリア」の4種。価格は対象ロープ径が12〜16_のスタンダード(1メートルあたり)で600円(税別)、同16〜20_が650円(同)となる。「くるっと」のサンプル送付も可能だ。

 中村社長は「ワイヤーにホースを通してほしいというお客様のニーズから開発に着手。鉄鋼を運ぶドライバーにサンプルを渡したところ喜ばれた。今までありそうでなかった商品。鋼材や木材、電線などのコード類にも活用できる」と語る。

 また、業界でも早期にHPを開設しており、マンガを用いた商品説明など「ロープに関することが分かるHP」に仕上げている。メールマガジンも1000件以上を配信。

 5S活動を展開し、豊富な在庫と短納期の加工対応などが強み。「ネットを通じて新たな人と人とのつながりを大切にして、新しい需要を発掘していきたい」と、新商品開発への意気込みを見せる。

 問い合せは、フリーダイヤル0120(0000)62番まで。HP=http://www.rope.co.jp/ (山田克明)


2010年9月24日(金) 産業新聞 緑地帯

初の展示会に手応え

キズ防止製品2種発売 「今回の出展をステップに、今後ほかの展示会への出展も実現していきたい」と語るのは、ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区)の中村哲也社長

 9月上旬に地元・大阪で行われた「大阪勧業展」に出展した。「もともと展示会を見に行くのは勉強になり好きだった」が、自社の出展は初めてということで、開催前からブースの企画や展示物の準備に自ら駆け回った。

 当日はロープ加工職人による端末加工と東京製綱のロープテスター装置の実演展示を中心に配置するとともに、自社のロープ加工製品や主力取り扱いメーカーの東京製綱の「ハイクロスロープ」や「トヨロック」を展示。壁面の展示用には溶接金網のパネルを購入し活用した。

 「動きがあるとお客さんも足を止めてくれるので、加工の実演を入れ現場の雰囲気を出した。費用を抑えながら工夫した」と明かす。「大変だったのは大型展示サンプル品(ロック加工ロープ製品)の会場搬入。台車を使って6人がかりで運んだ」。前夜にはキャラクター制作物の準備を遅くまで手伝った。

 同展示会は幅広い業種が出展したこともあり「いろいろな業界の方が訪れてくれるので良いPRの機会になった」と手応えを示す中村社長。他の展示会参加や大阪以外での出展など、早くも次回に向けた構想を練っているようだった。


2010年9月10日(金) 大商ニュース 会員情報プラザ

ロープ・チェーンにくるっと!

キズ防止製品2種発売『くるっと』とは、強化ゴムホースにラセン状の切り込みを入れたもので、ワイヤロープ、繊維ロープ、チェーン等に、簡単に取り付け、取り外しすることが可能です。


2010年9月9日(木) 鉄鋼新聞

「大阪勧業展」開幕 中村工業など261団体出展

 「大阪勧業展」開幕

「大阪勧業展2010」が8日、大阪府立体育館で開幕した。
 金属、建設・建材、機械・器具・部品など261企業・団体が出展している。
 主な出展企業と出展物などは次の通。
 中村工業=各種ワイヤロープ端末加工品、編込み加工の実演。


2010年9月9日(木) 産業新聞

開催中の大阪勧業展 中村工業が初出展 ワイヤロープ製品紹介

中村工業が初出展 ワイヤロープ製品紹介

 多業種型総合展示商談会「大阪勧業展」が8−9日の2日間、大阪市浪速区の大阪府立体育会館で行われている。

 金属関連企業では、ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)が初出展し、ロープ加工製品や新製品をPRしている。

 大阪勧業展は大阪、堺の両商工会議所と大阪府商工会連合会の主催。金属関連11社のほか機械・器具・部品、建設・建材、各種団体など合わせて260の企業と団体が出展しており、きょう9日までの開催(午前9時30分−午後4時)で、主催者によると約8000人の来場を見込む。

 中村工業はワイヤロープ端末加工の実演や、主要取引先である東京製綱の協力を得て、断線検知装置「ワイヤロープテスタ」の自動装置の実演、ワイヤロープ寿命管理コントローラー「REXS(レックス)」の展示のほか、自社取り扱い製品と加工製品を紹介している。


2010年9月9日(木) 日刊工業新聞

大阪の中小 展示会で起死回生 技術生かし新市場探る

[中村工業]技術力をアピール

技術力をアピール

 デフレやグローバル競争で国内市場が縮小する中、展示会出展で起死回生を図る大阪の中小企業が増えている。ワイヤロープ加工を手がける中村工業(大阪市大正区、06・6551・3390)は、8日開幕した「大阪勧業展2010」に初出展、強度を保ったままワイヤを細径に加工できる技術力をアピール。2011年、東京で開かれる中小企業総合展にも出展する計画。得意の技術を生かし、新分野に挑む中小の事例を紹介する。

 中村工業の目玉は、加工技術とワイヤの改良で、従来より径を細くした玉がけ用ワイヤロープ「ハイクロスロープ」。「径が細くなることで柔軟性が増し、これまで困難だった作業ができるようになる」と中村哲也社長。大阪本社に、ロープ内部が切れていないか検査できる装置を備えたショールームも東京製綱と共同で開設した。

 エレベーターの落下事故などで問い合せが増えており、PRを図る。公共工事削減や建設市場縮小でワイヤロープの市場も停滞気味。「デザイン学校の生徒から美術作品に使いたいなど新しい問い合せもきており、研究中」と話す。


2010年9月1日(水) トラッカーマガジン カミオン10月号

チマタの流行モノ

チマタの流行モノワイヤロープ加工業の中村工業は、ワイヤロープやチェーンなどの衝撃を吸収、積荷へのキズを防止するクッションカバー「くるっと」を発売している。 重量物や鋼材を輸送する際に使用されることが多いワイヤロープ。このワイヤロープは、強度を考慮して細い棒状の鉄を編み込み1本のロープとして製作されているため、編み込み部分にヒゲ(ささくれ)が生じてしまい、製品を傷付けたりドライバーがケガをすることもあった。こんな問題を解決してくれるのが「くるっと」だ。本製品は、強化ゴムホースにらせん状の切り込みを入れたもので、ワイヤロープやチェーンなどに簡単に取り付けることができ、積荷のキズ防止や繊維ロープの保護、ヒゲを覆い隠すことでケガを防止してくれる。種類は、天然ゴムを使用した「スタンダード」、肉厚ゴムを使用した「スタンダードプラス」、耐摩耗性に優れた「ハイグレード」の3タイプをラインナップ。サイズはロープ径6〜70mmに対応した各サイズを用意している。価格は、600円(スタンダード、対象ロープ径12〜16mm、1mあたり、税別)。 ○中村工業株式会社 フリーダイヤル0120-0000-62 http://www.rope.co.jp/


2010年8月13日(金) 産業新聞

中村工業 キズ防止製品2種発売

ロープ チェーン 用途に広がりも

キズ防止製品2種発売 ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、ワイヤロープやチェーンなどの衝撃吸収・キズ防止製品「くるっと」の新製品を2種類開発し、本格販売を開始した。

 「くるっと」は強化ゴムホースにらせん状の切り込みを入れたもので、ワイヤロープやチェーン、繊維ロープに簡単に取り付け・取り外せる。吊り荷のキズ防止、繊維ロープの保護・寿命延長、玉掛け加工部の素線を隠し、手を傷つけないためのカバーなどに活用できる。

 ロープ径6−70_に対応。素材は標準型「スタンダード」と、より肉厚に「スタンダードプラス」、耐摩耗性に優れた「ハイグレード」がある。

 今年6月に単品販売からスタートしたが、顧客の要望や実用評価を踏まえて、2つの新製品を開発した。一つは「くるっと付玉掛索」で、ワイヤロープの加工部にあらかじめ「くるっと」を取り付けている。1−5bの各サイズを在庫し即納体制を整えた。

 もう一つは、素材を透明なビニール製とした「くるっとクリア」。覆われているロープの部分を確認したいなどのニーズに対応した。

 中村社長は「『くるっと』シリーズはロープやチェーンにタイトに巻き付けることができる。鋼管や電線、コード類の結束など多様な用途が考えられるし、ありそうでなかった商品なので、面白い利用方法がほかにもあるかもしれない」と話している。


2010年8月3日(火) 産業新聞

中村工業 ロープ探傷機展示販売 東京製綱製 大阪などで拡販

ロープ探傷機展示販売 ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、東京製綱のワイヤロープ断線検知装置「ワイヤロープテスタ」の大阪ショールームとして、7月下旬から同装置の展示・実演販売を開始した。展示会への出展やユーザーの現場などでの実演販売も進める。

 同社は東京製綱の代理店で、展示・実演する「ワイヤロープテスタMF−550」は本年3月に東京製綱が発売した最新製品。展示スペースは中村工業の本社事務所内に常設するもので、代理店での同装置の実演展示は全国で初めての試み。

 漏えい磁束法を用いてワイヤロープ内外部の素線断線を正確に検出する装置。検出コイル(プローブ)や制御器の改良により、従来品に比べてノイズを低減し断線信号を確実に検出。対応ロープ径は10−50_(従来品20−40_)と拡大した。

 データはコンパクトフラッシュカードで保存・出力でき、パソコンで解析・管理できる。検出器本体は従来比15%軽量化し、コンパクトな設計としている。造船所や自動車部品、鉄鋼メーカーなどワイヤロープのユーザーが主な販売対象。

 中村工業はこれまでにも同装置の扱い実績はあるが「実物をお客さまが見て、機能や使用方法を確認いただけることで、認知度アップや拡販につながる」(中村社長)との考えから企画。東京製綱も西日本地区を中心とした需要開拓の一環として協力する。中村工業では9月開催の「大阪勧業展」に同装置やロープ加工品を出展する予定。


2010年7月29日(木) 鉄鋼新聞

中村工業

ワイヤロープ用カバー新製品2種を発売

 ワイヤロープ加工業の中村工業「本社・大阪市大正区、社長・中村哲也氏)は、ワイヤロープ用クッションカバー「くるっと」を使用した新製品2種を8月から発売する。

 「くるっと」は、強化ゴムホースに螺旋状の切り込みを入れた独自製品で、ワイヤロープ、繊維ロープ、チェーンなどで使用する。

 「くるっと付玉掛索」=写真上=は、ワイヤロープ玉掛索の加工部に「くるっと」をグリップ状に巻き付けたもので、ワイヤロープから飛び出た素線(ヒゲ)によるケガを防止し、作業性アップが期待できる。

 「くるっとクリア」=写真下=は「くるっと」と同様の形状で、素材が透明ビニール製。顧客の要望で開発した製品で、内部の点検が容易だ。

 中村社長は「ロープのクッションカバー『くるっと』は、これまでありそうでなかった製品。今回、新製品2種をアイテムに加えた。従来、ヒゲによるケガ防止策としては、アルミ管や特殊な手編みなどによる加工方法があるが、コスト面で問題があった。『くるっと』シリーズは安価で簡単にヒゲを隠すことができる。『くるっと付玉掛索』は月間1千本の販売を見込んでいる」と話す。


2010年7月26日(月) 鉄鋼新聞

東京製綱製ワイヤロープテスタ 中村工業がショールーム開設

 ワイヤロープ加工業の中村工業(本社・大阪市大正区、社長・中村哲也氏)は、社内に「東京製綱ワイヤロープテスタ大阪ショールーム」を7月24日付で開設した。東京製綱製ワイヤロープテスタの社外ショールーム開設は全国初。ショールームには東京製綱の最新機種「MF-550」
写真=を展示。需要家サービスの向上と拡販がショールーム開設の狙い。初年度売り上げ目標は2千万円。

 最新機種「MF-550」の特徴は@断線検出能力の大幅な向上A対応ロープ径サイズの拡大(10〜50_b)Bデジタルデータの保存・出力に対応、パソコンでの管理ソフトが標準付属−など。

 中村社長は「ワイヤロープを安全に使って頂くためには、ワイヤロープテスタが非常に有効なツールとなる。ただ、実機を見たことがない人も珍しくない。ぜひお越し頂き実機に触れて欲しい。9月上旬開催の『大阪勧業展』にもワイヤロープテスタを出品、PRしていく」と話す。


2010年7月9日(水) 日刊工業新聞

中村工業 ワイヤロープ・チェーンに便利なクッションカバー『くるっと』

「くるっと」発売 ワイヤロープ端末加工のスペシャリストとして46年の実績を持つ中村工業が、衝撃を吸収しロープやつり荷をキズつけない『くるっと』を新発売しました。

 『くるっと』は、強化ゴムにらせん状の切り込みを入れたもので、ロープやチェーンなどに簡単に取り付けや取り外しすることが可能です。

 玉掛けの加工部にグリップとして取り付けることで加工した素線を隠し安全に作業することができます。サイズはロープ径6−70_bに対応した各サイズをご用意しております。

 ロープ以外にもパイプや鋼材などの衝撃吸収や、電線やコード類の結束など様々な用途が考えられます。

 『くるっと』を装置したワイヤロープ製品、『くるっと』のみの注文などお気軽にお問い合わせください。

 お問い合わせ先=中村工業梶A〒551-0031大阪府大阪市大正区泉尾6の5の40、TEL.06-6551-3390、FAX.06-6551-3396 担当=中村哲也


2010年6月9日(水) 産業新聞

中村工業「くるっと」発売 ロープ保護・衝撃吸収

「くるっと」発売 ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、ワイヤロープやチェーンなどの衝撃吸収・キズ防止製品「くるっと」を開発し、6月1日から販売を開始した。

 「くるっと」は強化ゴムホースに、らせん状の切り込みを入れたもので、ワイヤロープやチェーン、繊維ロープに簡単に取り付け・取り外しができる。登録商標を申請中。

 使用例としては、ロープやチェーンの衝撃吸収や吊り荷のキズ防止のほか、玉掛け時のロープのアイ部分の保護・寿命延長、玉掛けグリップ加工部分に素手で扱えるよう素線(ヒゲ)のカバーなどがある。

 ロープやチェーン以外にも、鋼管や一般鋼材の衝撃吸収、電線やコード類の結束などさまざまな用途が考えられるという。サイズはロープ径6−70_に対応。素材ホースは「スタンダード(標準型)」、標準タイプより肉厚の「スタンダードプラス」、耐摩耗性に優れた「ハイグレード」の3種類がある。


2010年6月2日(月) 鉄鋼新聞

ワイヤロープ向けクッションカバー 中村工業が新製品発売

中村工業が新製品発売 ワイヤロープ加工業の中村工業(本社・大阪市大正区泉尾6−5−40、社長・中村哲也氏)は、オリジナル商品のワイヤロープ用クッションカバー「くるっと」を6月1日から発売した。「くるっと」は強化ゴムホースに螺旋状の切り込みを入れたもので、ワイヤロープ、繊維ロープ、チェーンなどで簡単に着脱できる。価格は標準タイプ12_サイズ(ロープ径12〜16_用)で1b当たり650円、15_サイズ(ロープ径16〜20_用)で同700円。

 「くるっと」の特徴は@ロープなどに装着するだけで衝撃を吸収し、ロープや吊り荷を傷付けないA玉掛けのアイ部分や、巻き差し加工部の保護にも最適−など。ホースは標準(スタンダード、S)、標準より肉厚(スタンダードプラス、S+)、耐摩耗性に優れたハイグレード(HG)の3タイプがある。サイズはロープ径6〜70_に対応し、各サイズをそろえている。

 中村社長は「『くるっと』はロープ類のクッションカバー以外でも、パイプや鋼材などの衝撃吸収、電線やコード類の結束などの用途で幅広く使える。今までありそうでなかった便利さを、是非実感してほしい」と話している。


2010年1月25日(水) 産業新聞

東京製綱のロープ拡販 次世代型玉掛け用 軽量・高強度で安全

東京製綱のロープ拡販 ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、東京製綱の次世代型玉掛け用ワイヤロープ「ハイクロスロープ(HX)」とテーパータイプのロープ締結製品「テーパートヨロック」の拡販に注力している。

  「ハイクロスロープ」は高強度、軽量、柔軟をキーワードに開発されたワイヤロープの新製品。既存の6×24(A種)比約40%、6×37(A種)比約30%高い強度を持つため、同じ強度のワイヤロープに比べてサイズダウンによる軽量化と倍以上の柔らかさを得られる。

  専用の赤い心綱を使用し、ロープの端末加工部分には赤色の「HX」タグを取り付けることで、従来のワイヤロープとの違いを明確にして識別しやすくしてある。専用荷札には業界初のQRコードを表示し、インターネットで携帯電話からも製品情報を入手できる。

  「テーパートヨロック」はアルミ素管による玉掛けロープの締結部品。テーパーがあることでロープ端末加工部の「ヒゲ」によるケガを防ぎ、ロープが段差部分を通過する際にも締結部が引っかからない。テーパー部を流線形にすることで、断面積が大きくなり、作業時に扱いやすい。

  同社は東京製綱を主要取引先としてワイヤロープや関連金物を幅広く販売、加工しており、トヨロック認定工場にも指定されている。玉掛けロープ業界でも軽量化や安全性、取り扱いやすさに対するニーズが一層高まっていると考え、東京製綱の代理店としてロープ加工業のノウハウを生かした販売活動を進める方針。


2010年1月20日(水) 産業新聞

新型脱着ピン発売 製造元と総代理店契約

新型脱着ピン発売 ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、シャックルなどのナット止め割りピンに代わる新型脱着安全ピン「ワンタッP」の販売を開始した。開発・製造元の丸和(本社=大阪市港区)と総代理店契約を結び、シャックルユーザー向けに拡販する。

  シャックルは重量物を吊る際などに使う接続用の金物。ボルトを止める部分に使う従来の割りピンは接続・取り外しが困難なため、ロープにシャックルが付いたままの状態となり、シャックルを使い回しできる際にも新しくシャックルを購入するケースが多かった。

 また、割りピン自体を使わない状態でシャックルを使用するケースもあり、その場合は安全性に大きな問題があるという。

  「ワンタッP」はこうした問題を解決し、ワンタッチで瞬間的に脱着を可能とした割りピンに代わる新製品。開発・製造元で実用新案届出と生産物賠償責任(PL)保険適用済み。ナット上部に差し込み、ばねを引っ張り引っかければ装着が完了し、ピンの円形部を持ち引っ張るだけで取り外せる。

 通常使用でピンが抜けることはなく、工具がなくても指先で簡単に着脱できる。従来の割りピンの50倍以上の再利用に耐えられ、ステンレス素材でさびにも強い。8―20トンシャックル用(線径5ミリ、有効長45ミリ)と3―8トンシャックル用(同3・5ミリ、35ミリ)の2種類。

  「シャックルの使い回しが容易になり、作業効率の向上やコストダウンにつながる画期的な製品。当社は製造元と総代理店契約を結んでおり、頻繁にピンを脱着するシャックルのナット止めに最適な製品として提案していく」(中村社長)。


2009年12月25日(金) 産業新聞 新社長登場

ロープの新商品発信

ロープの新商品発信 「創業者の父・中村和郎会長から引き継ぐこととなり、身の引き締まる思い。大変厳しい環境ですが、PRできる良い商品がたくさんあると思うので、当社の特長を生かしながら一生懸命やっていきたい」。39歳になった12月12日付で社長に就任した。

 中村工業(本社=大阪市大正区)は1964年創業、86年設立。東京製綱のワイヤロープを中心にロープの加工・販売や関連金物製品の販売を行い、従業員は25人。ロープ業界の仲間販売を主力に全国に取引先があり、09年9月期の売上高は5億5000万円。

  本社工場・倉庫を拠点とし、豊富な在庫と短納期の加工対応に加え、同業者や取引先のネットワークを生かした販売が強み。業界では最も早く自社ホームページを開設し、最近ではメールマガジンの発行やブログも立ち上げるなど、自身が積極的なウェブ展開の推進役を担ってきた。

 「メルマガの登録も1000件以上で、初めてのお客様からの問い合わせも増えている。とくに拡販に力を入れているのは、東京製綱の『トヨロック』と、強い・軽い・柔らかいを追求した『ハイクロスロープ』。新商品は高強度化や軽量化、安全が共通のキーワードになる」と話す。

 ロープ加工部門は「若い職員が比較的多く、技術にこだわり、磨きをかけている。5S活動も少しずつ本格的に始めたところ」。また、販売ではロープに関連する金物の新商品にも着目し、パソコンやインターネットを駆使して発信。常にアンテナを高く張り、新しい需要を開拓する意気込みで臨んでいる。
(戸次 達也)

中村哲也(なかむら・てつや)氏=1989年八代学院高卒、東京製綱入社。91年中村工業入社。05年から08年まで東京製綱出向。専務を経て09年12月社長就任。中村和郎会長の長男。学生時代はボクシングに打ち込んだ。ゴルフは最近機会が増えてきたが「まだまだこれからです。100を切れればいいかな」と。家族は夫人と9歳の女の子。趣味は映画観賞、グルメ。70年12月12日生まれ、大阪府出身。


2009年12月24日(木) 鉄鋼新聞

シャックル用割ピン代替品 中村工業が拡販

シャックル用割ピン代替品 中村工業が拡販 ワイヤロープ加工業の中村工業(本社・大阪市大正区泉尾6−5−40、社長・中村哲也氏)は、シャックル用割りピン代替品「ワンタッP」を拡販する。
 
ワンタッPは丸和(大阪市港区、社長・豊増勝則氏)製で、特徴が
@着脱は極めて簡単。抜き取りが1アクション、装着が2アクションで可能A工具は不要B抜群の耐久性Cステンレス材でさびに強い−など。仕様は2タイプで、1トンから20トンまでのシャックルに対応できる。

  中村社長は「シャックル用割りピンはシャックルの付属品だが、着脱が容易ではなかった。丸和製ワンタッPは超スピーディな着脱が可能な画期的な商品で、今秋から手掛けている。ユーザーの反応は良好だ。当社は丸和と総代理店契約を結んでおり、拡販を図っていきたい」と話す。


2009年12月24日(木) 鉄鋼新聞

ワイヤロープ加工の中村工業 社長に中村専務

 ワイヤロープ加工業の中村工業の社長に中村哲也専務(39)が昇格就任した。12月12日付。創業者の中村和郎社長(67)は代表取締役会長に就いた。哲也氏は和郎氏の長男。

中村 哲也氏(なかむら・てつや)1989年八代学院高校(現神戸国際大学付属高校)卒業、同年東京製綱入社、91年中村工業に入社し取締役、02年専務、05年東京製綱に出向、08年中村工業に戻る。大阪府出身。

社長に中村専務


2009年12月24日(木) 産業新聞

社長に中村専務 中村工業

社長に中村専務 ワイヤロープ加工の中村工業(本社=大阪市大正区)は、12月12日付で中村哲也専務(39)が社長に昇格した。中村和郎社長(67)は代表取締役会長に就任した。中村哲也新社長は和郎会長の長男。

中村哲也(なかむら・てつや)氏=1989年八代学院 高卒、東京製綱入社。91年中村工業入社。05年から08年まで東京製綱出向。専務を経て12月12日付社長就任。70年12月12日生まれ、大阪府出身。


2008年6月25日(水) 鉄鋼新聞 遊歩道

技能伝承

技能伝承 「15歳でロープ加工の道に入り、今年で50年になりますが、ロープ加工の道は奥が深い。まだまだ勉強です」と語るのは中村工業(大阪市大正区)の中村和郎社長。

 中村さんは全日本ロープ加工組合連合会の会長を3期6年務め、6月20日開催の総会で退任して名誉会長に就いた。12月で66歳になる。「もういい歳ですが、お世話になったロープ加工業界の地位向上のためにお手伝いさせていただきます」と退任の弁。

 連合会の新会長に就任した赤澤孟アベノ工業社長(大阪市住之江区)は「年齢は私のほうが上だが、ロープ加工では中村さんが先輩。国内1、2位の技量を持つ人です」と話す。

 玉掛けロープなどの端末加工は、作業者の命を守る加工技術。1986年にはロープ加工技能審査が国家検定となった。2006年には中村さんなど連合会が主催して「全国技能士実技コンクール」を大阪で開催。「安い輸入品が増えているが、長年培った高品質の技能を伝承して日本製品の良さをアピールしていきます」と話している。


2008年5月8日(木) 鉄鋼新聞

需要低迷下の二三次流通 ワイヤロープ端末加工に特化 年間加工量はトップ級

ワイヤロープ端末加工に特化 年間加工量はトップ級 中村工業はワイヤロープ端末加工に特化した業容で、業界屈指の経験と実績を持つ。東京製綱の指定代理店であり、端末加工は細径から太径(ロープ径120ミリ)まであらゆるサイズを手掛ける。特に得意とする太径ロープ加工で評価が高い。単なるワイヤロープ販売はせず、ワイヤロープ端末加工量は全国トップクラスの年間2500トン。中村和郎社長は02年6月から全日本ロープ加工組合連合会(全国13支部のロープ加工業者で構成、会員222社)の会長も務めている。

 中村社長(65歳)は1964年に21歳で同社を立ち上げ、67年には商号を現在の中村工業と改称した。68年に300トンプレス機を設置しロック加工に本格参入、74年に現所在地に移転、86年には法人改組した。90年以降もプレス機(3000トン、1500トン、1000トン)や太径ロープ計尺機を設置し、設備の充実を図っている。2002年には本社隣に第2工場兼倉庫を開設、04年には本社近隣地の4階建てビルを購入した。

 中村社長は次のように話す。「故郷の鹿児島から大阪に出てきて、およそ半世紀。今では業界で古株の一人になってしまった。全日本ロープ加工組合連合会の仕事も自ら手を挙げたわけではなく、『皆さんのお役に立つのなら』との気持ちでさせていただいている。会社を立ち上げた当時、ワイヤロープ端末加工を専業でやっている所は数えるほどだったが、今では大手ワイヤロープ流通で端末加工に注力しているところも多い。加工一筋で44年やってきたが、営業マンを1人も置いていないのも当社の特徴。ロープ加工技能士(国家資格)は現在9人だが、当社から独立した者も数人いる。中村工業は加工技術で生きてきた、と自負している。極めて当たり前のことではあるが顧客ニーズに応え、安全な製品を安く迅速にお届けすることが仕事の基本。それを大切に考え、これまでやってきた」

 07年9月期業績は売上高が前期比0.6%増の6億5400万円、経常利益が同13%増の6800万円。

 ワイヤロープの端末加工には一般的な編込み加工(アイスプライス)やロック加工の他、ソケット・クリップ・グロメット加工、ワイヤもっこなどがある。需要家の用途に応じ、様々なサイズのロープを最適な方法で加工、安全かつ効率的な荷役作業をサポートする。

 仕入れは東京製綱が約7割、その他は浪速製綱、テザックワイヤロープなど。

 「韓国製ワイヤロープは4〜5年前、国内製品に比べ安価であるため使っていたが、足元では価格面での利点が薄らぎ使用していない。ワイヤロープは『産業の命綱』と呼ばれている。荷役の安全性・信頼性は製品自体の品質はもちろん、端末加工技術の善し悪しに左右される。全日本ロープ加工連合会総会などで『エレベーター事故など、安全性が厳しく問われている時代だ。ロープ加工の確かな技術を養い、誠実に良い製品を送り出そう』と訴えている」

 工場内は中村社長考案の効率的な治具・設備が並び、効率経営を支える。業界で広まった治具もあるという。97年にはホームページを公開。ワイヤロープのすべてを網羅した充実した内容で、アクセス多数という点でも業界トップクラスだ。

 08年9月期は売上高7億円、経常利益7千万円を予想。

 「今後の事業展開?若手の採用や工場の建て替えなどいくつかのプランはある。創業以来できるだけのことはやってきて、世代交代の時期だと認識しており早晩、息子2人(哲也専務=東京製綱出向中、和也常務)に託したい。そうなれば顧客志向で、会社の発展を目指してほしい」 (大阪・白木 毅俊)

【会社概要】
本社=大阪市大正区泉尾6丁目5番40号
電話=06-6551-3390
FAX=06-6551-3396
従業員=25人
資本金=1000万円
年商=6億5400万円(07年9月期実績)
事業内容=ワイヤロープ、ワイヤロープ加工品

2004年5月25日(火) 大商ニュース(No.944) モノづくり最前線

優れた技能士育成しワイヤロープ加工

優れた技能士育成しワイヤロープ加工 港湾に接岸された船から次々と下ろされるコンテナ、クレーンでつり上げられた鋼材によって形を現しているビル群−。重量物を運ぶあらゆる場面で活躍するのがワイヤロープだ。この“産業の命綱”とも言えるワイヤロープの端末加工を行っているのが中村工業だ。50ミリ以下の細径ワイヤロープ加工を中心とする企業が多い業界にあって、同社では100ミリ以上の太径ワイヤロープ加工を手がける。

 社長の中村和郎氏が64年に22歳で同社を立ち上げ、ロープ加工業界で日本有数の企業に育て上げた。中村社長は「創業当時はワイヤロープメーカーの数は多かったものの、端末加工業者は少なかった」と振り返る。

 ワイヤロープの加工には手作業で行う玉掛索、金属管を装着してプレス機で圧縮するロック加工などさまざまな方法がある。同社では「使用場所が建設現場なのか、船上なのか」「作業現場のスペースはどれくらいか」「つり上げるものの重量はいくらなのか」など、ユーザーが安全かつ効率的に作業を行えるようユーザーニーズに応じた適切な加工方法を提案している。

 とはいえ、加工工程のほとんどが手作業で常に危険もつきまとう。そこで中村社長は長年の経験から固定したロープを回転させながらよりを解き、巻き戻せるターンテーブルを考案し、作業の効率と安全性を向上させた。さらには加工技術の継承を目的に技術者の育成に力を入れ、現在、同社では国家資格である「ロープ加工技能士」保有者が8人と、業界屈指の規模を誇っている。

 中村社長は「こうした技術レベルの高い技能士を育成することで、当社では100ミリ以上の太径ワイヤロープ加工も手がけることもできるし、加工時間の短縮化にも応えることができるのです」と人材育成の重要性を説く。高齢化が進む業界の中で、20歳代の技術者を多く採用しているのもそのためだ。

 しかし、心配の種もある。それは輸入品の増加だ。「加工賃の安い中国などからの輸入品が増え、国内市場の2割程度を占めるなど、業界全体が輸入品に押されている」と中村社長は危機感を募らせる。現在、全日本ロープ加工組合連合会会長も務める中村社長は「これからは日本の加工技術のレベルの高さをユーザーにもっとアピールしていかなければいけない」と業界全体で輸入品対策を練る。

 中村社長に今後の方向性を尋ねると、「ワイヤロープそのものはこれ以上進化することはないだろう。しかし、加工技術に磨きをかけることはできる。今後も技術の向上を図り、高品質でユーザーの要望にかなう高付加価値の加工を手がけていきたい」と語る。

 今年で創立40周年を迎える同社。厳しい業界にありながら、技術力とそれに裏付けされた高品質を武器に、さらなる飛躍を目指す。【西田】

<メモ>
所在地=大阪市大正区泉尾6の5の40
電話6551−3390
社長=中村和郎
事業内容=各種ワイヤロープの加工販売
資本金1000万円
従業員=20人

2003年8月号 国際ジャーナル (P.193) 地域に生きる

高品質の製品を提供し続けワイヤロープの業界をリード

高品質の製品を提供し続けワイヤロープの業界をリード 昭和39年に設立された「中村工業」は、ワイヤロープ加工における国内随一の企業。主に港湾やダムで使用されるワイヤロープは、安全面が重視される製品であるだけに、同社では常に細心の注意を払って加工や品質管理に努めている。「シビアだが、続けるほどに奥の深さが分かってくるんです」と仕事の魅力について語る中村社長は、すでにこの道46年。平成14年には全日本ロープ加工組合連合会の四代目会長に選ばれ、業界発展のためにも精力的に活動している。そして、同社で共に働くご子息たちへ向け、「スタッフと力を合わせて、彼らなりの方向性で会社を発展させることを期待しています」とエールを送る。

【掲載期間】2003年7月4日(金)11:00〜7月5日(土)11:00

@nifty デイリーポータルZ

ワイヤロープメーカーの見分け方 (ロープファクトリー)



関係者以外は全然知る必要もないことなのに、わけもなく湧いてくる「そうだったのか」という感動。ページデザインもクールです 。

【掲載期間】2003年5月22日(木)〜6月13日(金)

YAHOO!ムービー

超人的な動きを可能にする、それがワイヤー(ワイヤーアクション)

トップ > マトリックス リローデッド > 特集記事

超人的な動きを可能にする、それがワイヤー(ワイヤーアクション)香港映画の世界では古くから導入されてきた「ワイヤーアクション」。その言葉通り、役者をワイヤーでつって華麗な空中アクションを実現させる技術なのだが、ハリウッドに本格的に持ち込んだのは「マトリックス」だと言われている。香港映画のワイヤーアクションを振り返りながら、「マトリックス」後、ハリウッドにどういった影響を与えたのかを見ていくことにしよう。

■ ワイヤーアクションってなに? - フライヤーズ映画用語辞典
■ ワイヤーとは - THE ROPE FACTORY
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2003年5月5日(月) 大阪日日新聞

ローカル大阪経済 あきない見聞録

安心を目に見える形で

安心を目に見える形で ワイヤロープの端末加工を行う「中村工業」は1964年、中村和郎社長が大阪市大正区千島町で工場の一角を間借りして個人創業した。現在では技術と設備を向上させ、従業員20人を抱える日本でも有数の加工技術を有するトップ企業となった。
  同社はロープメーカーからワイヤロープを入荷、クレーン用やサルベージ船用、つり橋用など用途にあわせて玉掛けやロック加工など、それぞれの機器に接続できるよう端末部分を加工する。
 ロープ自体の安全性だけでなく、利用する側のコストとのバランスも考えなければいけないためユーザーニーズは多岐にわたる。しかも、「採算性を考えてもロボットではできない。現場の状況やつり上げるものの大きさ、重さでロープのサイズや加工の仕方が違い、人間の手でないとできない」(中村社長)ことから技能士の技術力が大きくものをいう。

 これまでにもロープを加工する過程でよりを解き、巻き戻すためにロープを固定し回転させるターンテーブルを考案するなど、作業の効率性と安全性を向上させてきた。それでも、作業自体は人の手が大部分であり、その技術を確実に継承することが重要になる。
 「うちには20代の社員もいるが、業界全体を見ると技術者の高齢化が進んでいる」と、中村社長の懸念も尽きないのが現状だ。中村社長は現在、全日本ロープ加工組合連合会会長を務めており、会社の枠を超えて業界全体でこれらの問題に取り組んでいる。
 業界の技能者講習会はこれまで、ロープ加工技能士の有資格者だけを対象にしていたが、今年3月の講習会を資格が無くても参加可能にするなども対策の一環で、技術の向上だけでなく普及の面でも考慮されるようになっている。
 もう一つ業界を悩ませているのが韓国企業で、その技術力は日本のものと変わらなくなっている。中村社長は「技術も含め、ロープ自体はこれから先もあまり変わることはない」としており、今後は今までの技術力にプラスアルファしてユーザーの要望に応えていく考えだ。

 ユーザーがロープを安心して利用できるよう、出荷する製品に加工者を明記したタグを取り付け、安心を目に見える形で提供するなどが具体例で、同社をはじめ業界全体で新たな活路を模索する動きが広がっている。

2002年7月1日(月) 産業新聞

新会長 【Enter New President】

魅力ある業界に外部への情報発信を

魅力ある業界に外部への情報発信を 「当連合会の存在をPRすることで、業界自体を広く認知してもらいたい。それが自分の使命だ」。
前会長の山口芳男・第一鋼索社長からバトンを受け、4代目会長に就任。「全国組織の長としての任を受けるからには、何か形に残る仕事をやりたい」と考え、“魅力ある業界づくり”に意欲を見せる。

 同連合会は、ロープ加工業者の加工技能審査制度を確立し、技術向上とともに業界の社会的地位を高めることを目的に、全国各地区加工業者団体が結集して1977年に発足。現在は北海道・東北・東京・神奈川・静岡・中部・大阪・阪南・兵庫・北陸・中国・四国・九州の13支部、約250社がメンバー登録している。「この業界の多くは零細企業。だからこそ、団体を“ブランド”として利用してほしい」と呼びかける。
 発足当初から実施しているロープ下降技能審査は、86年職業能力開発促進法に基づく国家検定制度へと移管。以後、1級、2級合わせて毎年60-70人程度が合格し、これまで述べ約1600人の技能士が誕生している。「まさに技能者の集団。それぞれが誇りを持って仕事を行っているだけに、自信を持って製品を提供している」

 60年代後半から80年初頭にかけて隆盛を誇ったワイヤロープ加工業界だが、近年はチェーンやベルトスリングなどへの代替も進み、国内需要の低迷に加えて、韓国をはじめとした安価な海外品が国内市場の約2割を占めるなど、厳しい環境下に置かれている。「輸入品増加を食い止めることはできない。ならば、国内製品をもっとアピールしたらどうだろう。ユーザーに認識してもらうことで、活路はまだまだ見出せるはずだ」。まずは、外に向けた情報発信の態勢づくりを進める。
 「40余年にわたりロープ一筋でやってきた。ここで業界のために恩返しをしたいと思う」


■なかむら・かずろう氏=1942年12月23日鹿児島生まれ、58年大阪のロープ加工業者である原工業に入社。 64年に独立し、中村工業を設立。

2002年6月25日(火) 産業新聞

新会長に中村和郎氏 ロープ加工組合連合会

新会長に中村和郎氏 全日本ロープ加工組合連合会は、先週末、第25回通常総会を東京・銀座の中央会館で開き、役員改選を行った。山口芳男会長(第一鋼索社長)が退任し、中村和郎・大阪支部企画委員長(中村工業社長)が、新に会長に選任された。
 総会は、02年度事業計画や予算案を承認、総会後に催された懇親会で、日本鋼索工業会表彰や技能検定推進への功績を認めた連合会会長表彰を各功労者に授与した。
 中村会長は「ワイヤロープの加工業として、十分活力を発揮できる環境を作りたい。適切な利潤を得るべく、加工組合のあり方を模索し、会員皆さんとともに協力し合い、力強く、気力ある業界にしていこう」と抱負を述べた。

2001年11月号 日経クリック

世の中には折り返したワイヤーをほぐし、ワイヤー本体にまた編みこんで輪をつくってしまう職人がいる!それを動画で見られるのが中村さんの「THE ROPE FACTORY」
あのカタいワイヤーを自由自在に操る漢(おとこ)がいた!この技、マスターしたい!

2001年10月16日 URL TODAY

ワイヤーロープってな〜んだ?

「THE ROPE FACTORY」

リー・リン・チェイなんか見てると、重力をまったく無視して中空を乱舞しまくるカンフーシーンに圧倒されるよね? ニュートンの学説を失墜させるそんな動きを可能にしたのが香港映画名物ワイヤーアクション。でもそもそもワイヤーってなんなワケ?っていうのが全人類が共通して抱える疑問のひとつ。迷える子羊よ、このサイトをチェックするべし。そして一級技能士によるワイヤー加工技術の全貌をムービーで見るべし。サモ・ハン・キンポーがなぜあんなに身軽になれたのか、答えはここにある。

1996年6月28日(金) 日刊工業新聞 なにわの名工

腕に撚り大口径ロープ

なにわの名工 「もし高校受験に失敗しなかったら、カラオケ、ゴルフが少々うまい普通のサラリーマンだったろう」。一級ロープ加工技能士で、大口径ワイヤロープの加工では日本有数の中村工業(大阪市大正区泉尾6の5の40、Tel.0606551-3390)社長の中村さんは、三十八年間のロープ加工人生をこう振り返る。

 ワイヤロープの端末加工にはクレーン用、サルベージ船用や、索道、つり橋用と用途に応じ玉掛け索、ロック、ソケット、グリップ、グロメット加工、ワイヤもっこなどの種類がある。

 ロープメーカーからドラムに巻かれて入荷したロープを「建設現場で使われるのか、船上なのか」、「作業現場のスペースはどのくらいか」、「つり上げる物は何トンなのか」といったユーザーニーズに合わせ、安全性と経済性の調和を極限まで追及しながら最適な加工を施すのが中村さんの仕事。
 「よいしょ、よいしょ」。今日も中村工業のターンテーブルから男らしい掛け声が流れる。口径百ミリクラスの玉掛け索風景だ。フランク永井の曲で鍛えた中村さんの張りのある低音が作業をリードする。
 ロープの両端にクレーン用のだ円形の輪をつくるこの作業では、撚(よ)りを一端ほどいて、最低五回以上の巻きを加えなければならない。一本三十万円の加工賃だが、三人がかりで一日一本が限界。しかも固く撚られたワイヤをほどく作業は大変な重労働であるだけでなく危険も伴う。

 同社で活躍する氏考案のターンテーブルは固定したロープを回転させながら撚りを解き、巻き戻せるため、この作業の効率と安全性を飛躍的に向上させた。機械式ロープ切断機の開発、大型油圧プレスの導入など、ロープ加工の相次ぐ新機軸を通じて、二十二歳で設立した同社を「大口径ロープ加工では並ぶものがない」(田原博全日本ロープ加工組合連合会会長代行)トップ企業に育て上げた推進力は「故郷へ錦を」だった。
 「長男が跡に続いてくれているので」と目を細める中村さんは、すでに五人の社員を独立させるなど、集団就職列車で鹿児島を後にした時の青雲の志を後進と分かち合うことも忘れていない。

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